「不動産保有会社の相続税対策Q&A」(中央経済社)の第3版を出版
個人については、平成25年の税制改正により所得税等の最高税率が50%から55%に上がる一方、法人については諸外国との競争の観点から復興税を1年前倒しして廃止等、法人税率が引き下げられました。
ただ、それでも日本の法人税率は高いため、政府はさらに法人税の引き下げを検討し、数年以内に実効税率を20%台にする議論が行われています。
そのため、個人と法人の最高税率の格差が広がり、今後も更に広がると予想されます。その影響を受けてか以前と比べ、「不動産を購入する際に個人と法人どちらで保有する方が良いか?」「個人資産を法人に移転した際のメリット・デメリットは何か?」というような内容のご相談が多くなりました。
その中で私共では、「不動産保有会社の相続税対策Q&A~有利選択・設立・活用のすべて~」(中央経済社)を平成24年12月に第1版を出版し、皆様からの反響が予想以上に多く、この度、第3版を出版することになりました。
第3版では、平成26年4月から税率が引き上げられた消費税の改正項目や平成27年からの相続税の改正項目等を盛り込んだ内容となっております。
Q&A形式で分かりやすくなっております。全国の書店で販売しております。
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